木造住宅の見積の仕組

ハウスメーカー・ビルダー・工務店の利益を知る

 見積書は各社によって書式・項目等が異なりますが、建物の原価と粗利によって構成されているということは各社同じですので、どのような比率となっているかを知るのは非常に重要です。

※ビルダーとは
総合展示場に自社の展示場を持つ地元工務店を指します。
以下に示すのが一般的な原価と粗利の比率を示すグラフです。
原価とは
基礎、構造材、建材、設備機器などのすべての部材費、施工費、現場管理費、仮設費等にかかる金額
粗利とは
本社経費や営業経費、展示場維持費、広告費、研究・開発費、利益等

大手ハウスメーカーの場合

 Aは原価、Bは粗利となります。



  • A・原価-請負金額の55%〜65%
  • B・粗利-請負契約の35%〜45%

ビルダー・工務店の場合

 Aは原価、Bは粗利となります。



  • A・原価-請負金額の65%〜75%
  • B・粗利-請負契約の25%〜35%
※ビルダー・工務店の場合研究・開発費用がかからない場合が多いです。

 大手ハウスメーカーよりも、ビルダー・工務店のほうが粗利を約10%ほど少なく計上している計算になります。

ビルダー・工務店が専門家の監理を受けて建築する場合

 同様に、Aは原価、Bは粗利となります。



  • A・原価-請負金額の75%〜85%
  • B・粗利-請負契約の25%〜15%

 つまり同じ建物を同じ会社で建築しても、約10%ほど減額できる計算になります。 つまり、悪く言えば専門知識がないと10%ほど高く契約させられるということです。







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