木造住宅の見積の仕組

モデルケースによるシミュレーション

 これまでの説明を踏まえ、簡単なシミュレーションをしていきたいと思います。

モデルケース

  • ローコスト型ではない一般的なビルダーの仕様(オプションは無)
  • 述べ床面積は30坪
  • 原価設定は仮に12,000,000円に設定 
  • ハウスメーカーの原価は購買力を考慮して5%減の11,400,000円とします。 ※極力精度を上げるための設定です。
  • 値売りについては今回は考慮なし
1.ハウスメーカーの場合・・・・・粗利率:請負金額の40%の設定

A・原価 \11,400,000
B・粗利(税別請負金額の40%) \7,600,000
消費税(5%) \950,000
請負金額計(消費税含む) \19,950,000
坪当たりの税込単価(述べ床) \665,000

2.ビルダー・工務店の場合・・・・・粗利率:請負金額の30%の設定

A・原価 \12,000,000
B・粗利(税別請負金額の30%) \5,142,857
消費税(5%) \857,143
請負金額計(消費税含む) \18,000,000
坪当たりの税込単価(述べ床) \600,000

3.専門家の監理が入る場合・・・・・粗利率:請負金額の20%の設定

A・原価 \12,000,000
B・粗利(税別請負金額の20%) \3,000,000
消費税(5%) \750,000
請負金額計(消費税含む) \15,750,000
監理料5%(消費税含む) \787,500
総費用(消費税含む) \16,537,500
坪当たりの税込単価(述べ床) \551,250

 特に注目していただきたいのは2番と3番の金額差\1,462,500です。 通常は、30坪の住宅で業者さんが提示する値引きは"値売り"を入れても50万円〜100万円ではないでしょうか。しかし、専門知識があれば30坪の住宅であってもこれだけの金額交渉ができることになるのです。
しかし、一般的にハウスメーカーやビルダーは競争入札でもない限り、監理者を嫌がりますので施主が直に業者さんと値引き交渉をしなければなりません。
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